悪目立ちしない目立ち方
・ひとつに集中すれば良いってもんでもない
「集中しろ!」
今まで数え切れないぐらい言われてきたセリフではないですか?
集中する事は大切な事ですが
視界まで狭めてしまうと他が見えなくなってしまいます。
視界を広くしましょう!
このスタンスを持たないと、例え声優になれたとしても
仕事でミスをしてしいます。
例え小さなミスでも時には悪目立ちしてしまい
仕事を依頼する側にも即伝わります。
そうなると、製作スタッフから声が掛からなくなります。
声優の仕事とは次に繋がるチャンスです。
そのチャンスが多ければ良いですが
新人の内はそう多くはないです。
数少ないチャンスを「失敗」という形で潰してしまうのは、あまりに勿体ないです!
逆にミスなく仕事をこなし
「ノーミス」を積み重ねていけば信頼に繋がります。
結果、自分の評価を高める事が出来ます!
チャンスを活かす為にも
今からお話する「スタンス」を自分に植え付けて下さい!
・先輩方に一目置かれたくないですか?
私なら絶対置かれたいです!
その為に
あなたが備えておくべき能力があります。
画面、台本、マイク、歩く導線、立ち位置、座り位置、周囲の状況 etc…
アテレコの現場で声優がみているものはひとつではありません。
声優がやるべき事は芝居だけではないのです。
・画面を見つつ台本も見つつセリフを喋る。
・スタジオにはマイクが人数分用意されている訳ではありません。
限られたマイクを声優全員が入れ替わり立ち代り使っていきます。
・他の共演者とぶつからない様に歩く導線を考え
邪魔をしない立ち位置に陣取ります。
・座る位置も決まっている訳ではありませんが
「主役はここ、ベテランはここ、新人はここ」という
「暗黙の了解」が存在します。
それらを知らずに他の共演者に迷惑をかけるのは
とても勿体無いマイナス点です。
なので多くのものに注意を払う必要があります。
その為に必要な能力が「視界を広げる」事です!
一個の要素に固執していると他の要素の変化に対応出来ません。
芝居とは「反応の連鎖」によって作られていくものです。
変化していく要素に反応出来る観察力・注意力が必要です!
・世の中どんな事でも鍛錬になる
①右腕を大きく前回転させて下さい。
それをしたまま左手を大きく後ろ回転させます。
左右で別々の動作を行う事で意識を分散させます。
②歩きながら目を動かしましょう
「ギョロギョロさせる」ぐらい周りを見回して
「どこに何があるか」を観察しましょう。
視界を広げ、周囲の状況を把握する為に役立ちます。
③本を音読します。
ただし、本に目を落としている内は喋りません。
内容を覚える時間です。
本から顔を上げたら覚えた分だけ音読し、
また本に目を落として内容を覚える時間です。
繰り返しましょう。
台本にばかり意識を取られない為にやってみて下さい!
・とにかくギョロギョロ
好きな映画やアニメなどを繰り返し見て、大きく出ているキャラクターだけでなく
画面の隅っこまで視界を広げましょう!
かわいい!簡単!眼筋トレーニング 眼球の動きを向上させよう! - YouTube
実践的な練習が出来る良い動画です。
眼球をギョロギョロ動かして下さい!