最後に勝つのは〇〇で決まり!
警告!未経験者の落とし穴!
声優とは役者です。
演技(芝居)というものが必ず付いてきます。
未経験の方はどうしても身構えてしまいがちですが
そこに超級の落とし穴があります。
落とし穴に落ちると、自分一人では脱出が出来ません。
それどころかますますドツボにはまっていき
段々演技が苦痛になってしまいます。
演技が苦痛では声優になるどころではありません。
私は演技が苦痛で辞めていった人を隣で見てきました。
そういう人のきっかけも小さな挫折だったりします。
ちょっと考え方を変えれば
演じる事はとても楽しいのに
それを知らずに辞めてしまうのです。
考え方を変えて、今すぐ楽しさに気付きましょう!
自分に自信のない人程頭で考えすぎ
頭で考えてすぎてしまう人程陥りやすい症状です。
それを避ける為の方法をお伝えします。
これを参考に演じる事の楽しさに気付いて下さい!
バカを馬鹿にしていませんか?
演技とは「自分以外の要素」に「反応」する事です。
「相手にこう言われたから」「風が強くなったから」
何の理由も無しに急に自分の中に感情が生まれる事などありえません。
なので「一人」で練習は出来ません。
自主練でも「相手や環境を想像」する事が必要になります。
なのに初心者は頭で考えて一人で演技をしたがります。
そこが落とし穴への入り口なのですが・・・
真面目な人程はまりやすいです。
頭で考えた反応はどこか違和感を感じるモノです。
変に間が空いたり、台詞の歯切れがよすぎたり
どこか不安を感じている様に見えてしまいます。
オドオドした人を見て「面白い」と感じる人はいません。
「もっと思いっきりやればいいのに」
大概がこう感じるでしょう。
なので
バカで良いのです!
「周りがコイツバカだなぁ」と感じるぐらいのバカに
狙ってなるのです!
バカにマイナスな印象を持つ必要はありません。
バカは本当に強いです。
バカになればなるほど頭で考えすぎない演技に近づけます。
台詞を覚えようとしない、ルールを守らない
バカではなく
素直な心を持って欲しいのです!
感じた事を素直に出しましょう!
「毎回必ずこのでタイミングで叫ぶ」などと頭で決めていたら
自分の心は動きません。
心の動いていない演技ではお客の心を動かせないのです。
素直になる事は自分の心を動かす事に繋がり
楽しさに繋がります。
あなたがバカになる為にやるべき事
頭で考え過ぎない為にやってほしい事があります!
①まず、レッスンでもらった台本を早く覚えてしまいましょう。
台本に頼りすぎていてはつい頭で考えてしまいます。
②次に自主練をする時、必ず喋りかける対象を作りましょう。
「相手がいる」事を意識し、それに向かって喋りかけて下さい。
相手の存在を意識した練習はとても効果的です。
更に対象との距離を意識する事で
声の距離感を養う練習にもなります。
声優には必須です。
③ではいよいよバカ、なりましょう。
私のいう「バカになれ」とは
「余計な事を考えるな」という意味です。
「先生の言った通りにやらなくちゃ」
「下手と思われたくないから上手くやらなくちゃ」
「失敗したらどうしよう・・・」
全て「余計な事」です。捨てて下さい。
バカになるには自分を認めてあげなくてはなりません。
「根拠はないけど俺が一番すごい!」
と繰り返し唱えて信じ込んで下さい!
頭で考える小さくまとまった演技をしない為
想像で必要以上に敵を大きくしない為
そうする事でメーターを振り切れます。
ハッタリでも自分に自信がなければオドついた演技に見えてしまいます。
まずはハッタリの自信を持つ!
理由は後!
では以上のまとめとして
今からスマホに
「自分の得意な事」を10個書いて下さい。
以前書いていただいている方はそのデータで結構です!
実行して下さってありがとうございます!
とても嬉しいです!
次に目の前に対象を作り、それに向かって
「自分の得意な事」を説明してあげて下さい!
実際に親しい友人に向けて話す気持ちでお願いします!
ネガティブな言葉や謙遜はしないで下さい!
今、あなたは「自身満々」なのです!
全力でバカになってる素晴らしい人
私は
俳優の山田孝之さんを見ていてとても面白いと感じます。
特に「勇者ヨシヒコ」シリーズ、主人公ヨシヒコの
自分の使命(時に欲望)にバカ正直なキャラクターに好感を抱かずにはいられません。
これぐらい振り切った演技は見ていてとても気持ち良いものです。
是非参考にしてみて下さい!
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